「因果応報」の法則 

今宵は、怖~い精神世界のお話

「因果応報」

~上田 祖峯 「禅と心」より~

業とは人間の生命活動としての一切の行為・行動をさす。あらゆる行動を独立したものとしてとらえるのではなく、必ずその行為に対しては善果・悪果また苦楽が結びついてくる。

さらに業は因果の因であるというだけでなく、その積み重ねが習性の力となって作用し、人を人格的に位置づけていくという強大なエネルギーをもっている。

たとえば、自分の利益ばかりを考えて行動していると、それが蓄積されて習性となり潜在意識となってくる。そして他を利益することもなければ、自らを利益することもない強大な力を構成する。

このような人格は他人にうとまれ嫌がられるとともに自分でも満ち足りることのない、思うようにならない人生に苦しむことになる。(ドキッ!)

「因果の法則」は、「宇宙の法則」であり、いささかも私情私見などの入り込む余地は無い。自己を利益する悪行だけに奔走する者は、堕落したり悪の道に深入りして、その人格をますます低下させることになる。

反対に、本性真心から他を利益する善行をなす者は、「宇宙の法則」に従ってその人格はいよいよ向上し充実してゆく。人の不安や苦悩は悪業に影響されてつくり出された人格から生まれる。

しかし、それも本性真心に目覚めて善行をなすことによってたちまち悪業の影響は消えてゆく。(ホッ♪タスカッタぁ、今からでも遅くない) なぜなら、本性真心の力は習性である悪業累の力より強いから!(ナルホド、妙に納得)

この「因果の法則」は、自分に都合よく解釈しても苦や悪果があれば、例外なく過去における悪業の影響を受けている。自分だけは決してそんなことはないと思っても(ウンウン絶対)、それこそが悪業累の力によって曇らされた人格であるということに気づかない、ということの証なのだ。(ドキ~ン!ヤッパシ)

人は毎日の生活の中で、このような因果応報の法則も知らないで、なんとなく漠然とさまざまな行為を積み重ねているのだ。


「因果の法則」が

怖ろしい!と思うか


素晴らしい♪と思うか



それは・・・







あなたしだい


次第なのです。


(ステキ♪・・・・・コワ)


[ 2006/06 ] 宇宙のお話 | コメント(-)